迷惑な進化―病気の遺伝子はどこから来たのか
「迷惑な進化―病気の遺伝子はどこから来たのか」のレビュー・感想

【間違いだらけ】
間違いや根拠のない議論が多い。経歴もいかにも
医師兼研究者と思わせているがほとんどメジャーな雑誌に業績なく、医学部も卒業していないことが英文ブログで暴露されている。このような本は「進化医学」を怪しげな分野と思わせるだけの弊害があると思う。TVの健康番組と思えばよいのであろうが。
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【別の移民問題】
500年程度の期間で、環境に応じた淘汰が固定すると言うのは驚きであった。
この期間には約15−20世代を経過しているので先祖の総計は百万人くらいになるので当然かも。
紫外線強度と皮膚の白色度の数式には、日本の環境庁と鹿児島大学が鹿児島と山形の女性の皮膚の老化度を比較した調査を思い出した。
両者の間には15歳の差(鹿児島40歳は山形55歳に相当)があるそうである。
数年前の環境庁の研究発表にありました。
本書は気象環境の異なる地域への移住や、移民問題などのトラブル予測...

【文章は巧みで楽しいが注意が必要】
この本の前半は大変面白い。適者生存として進化してきた生物としての人類が、現代社会で「病気」として遺伝子資産をもてあましている様子が明快に説明される。
糖尿病や皮膚がん、ソラマメ、、とページをめくる手が止まらなかった。
だが後半にはいり、点突然変異とトランスポゾンの転移を進化の要因と言及した部分では、論調がエンターテイメントに偏りすぎて(それはそれで実に面白いのだが)、分子生物学などに詳しくない読者は、進化がまるで偶然ではないモノであるかのように感じたのではないだろうか。
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【迷惑な進化】
読み物としても面白く、ぐいぐい読めた。
レポートを書くのにも役立った。
地球上の全ての生命あるものが、手に手をとって進化というダンスを踊っている事に考えが及べば、例えば細菌などに対してむやみに抗生物質で対抗して、その結果、手に負えないモンスターな病原菌を作り出す愚行に気づかされる。
人類の英知を生かせば未来に明るい希望が見えてくると思えた一冊。
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